商店街はなぜ滅亡するか

久しぶりに温泉プラザ山鹿を訪問。
23日に向けたさくら湯の開業準備に余念がない。2005年から5年間、さくら湯敷地1000坪を街のど真ん中に生み出す為に権利調整の死闘を続けていたので、感慨深いものがあった。
さくら湯は、おそらく観光客よりも地元客の方が多いだろう。その割合に注目したい。温泉を日常的に使う山鹿市民のライフスタイルが、街のど真ん中で観光客に対してプレゼンできる状況に注目したい。
先日、地価と歩行者通行量が十分の一になった街の地元の人たちと話し合った。なぜ、賑わなくなったんだろう? 郊外店のせいもあるが、違うような気がする。われわれ60代、50代の世代は若い頃街をぶらぶらしていた。そのノリで、今の若者はネットでぶらぶらしている、のではないか。お金も時間もネットで消費しているのではないか。ネットで商品知識を得てホームセンターやGMSで確かめ、安いほうで買ってる。・・・ということで皆の意見が一致した。
となれば、商店街の生き残りは市民のライフスタイルを目の前で実現するような、そんな活動を起こすことなのではないか。・・・という結論に至った。
だから、山鹿で街のど真ん中にできた温泉施設は尊い