上熊本駅

≪ネット情報の転載整理≫
◆1891年(明治24年)7月1日 - 九州鉄道の池田駅として開業。◆1896年(明治29年)に旧制第五高等学校に赴任した夏目漱石が降り立った場所としても知られる。1996年(平成8年)に漱石来熊100年を記念し、藤崎八旛宮上熊本駅前〜崇城大学区間が「わが輩通り」と命名された。◆1901年(明治34年)1月1日 - 上熊本駅に改称。◆1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道の国有化により国鉄の駅となる。◆1911年(明治44年)10月1日 - 菊池軌道(現・熊本電気鉄道)により池田(国鉄上熊本と別名称)〜広町〜千反畑(現在の藤崎宮前)間が開業◆1913年(大正2年) - 2代目駅本屋が竣工。◆1935年(昭和10年)3月24日 - 熊本市電が駅前に乗り入れ、上熊本駅前電停開業。

◆二代目駅舎◆JR上熊本駅の二代目駅舎は洋風建築の名作と評価が高いが九州新幹線全線開通に伴う在来線高架化により2005年(平成17年)に解体が予定され、地元でも保存運動が起こった。その後、駅舎の一部を保存し、熊本市交通局上熊本駅前駅の駅舎として使用することが決定し2006年(平成18年)7月1日に移築が完成した。ただし、移築されたのは駅舎正面部分だけである。

◆駅名の由来◆JR上熊本駅は開業時の地名(飽田郡池田村)から「池田駅」と命名された。池田村は早くから熊本市との合併話が進んでいたため、開業して10年で「熊本市の上部に位置する駅」として「上熊本駅」に改称されたが、池田村を含む飽託郡飽田郡託麻郡が1896年に合併して出来た郡)が熊本市編入したのは結局1921年になってからだった。