公開で日記を書くのは

初めてのことだが、公開で日記を書くのははずかしい。ので、口に出したらはずかしいコトガラからはじめよう。おふくろの名前とか・・・・

先週陽水の特集をエヌエッチケイTVで4夜にわたって放映していた。
オニアザミがあるんだからカゼアザミがあってもいいじゃない。辞書に無い言葉を使ったからって禁固3年になるわげじゃないし」という科白を、ちょっと太ってきた陽水は日本のオバサンの象徴のようにも見えた。どこまで行っても「公」というものがなく「私」だけのために世界があると思い込んでる日本のオバサン。でも私はこのオバサンの40年来のファンなのだ。

 40年前、熊本のとある駐車場での『フォーク!コンサート』に他のメンバーもそうだったが、演者と客の区別がつかないような小汚いカッコウの陽水がいた。リリーや高田渡もいた。まだ、陽水ではなくアンドレカンドレと称し、彼女の家に行ったら親に何か言われた・・・とか歌ってた。傘がないや氷の世界はまだだった。

 陽水の曲は美しいので一度聞いたり教わったりしたら頭からはなれない。小室等は違う。『パブリック』ちゅうもんがある。♪雨が空から降れば思い出がしとしと滲む・・・などという詩はブラジルの詩人も書きそうだ。だから英語に訳せそうだ。陽水は訳せないような気がする。泉谷の春夏秋冬は宮沢賢治が気になるって歌だが、陽水のそれは文字どうり『わかんない』だもんな。そのTV番組を残念ながら1回分と少ししか見れなかった。再放送あるんだろうか。